Apple 純正品でパーツ交換が可能に?! 現役修理屋が考えるメリット・デメリット 日本では未定?【Apple Self Service Repair】

画面修理

こんにちは!おだです。

携帯ショップとスマホ修理屋さんで働いた経験を活かし、
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米Appleが発表「Apple Self Service Repair」自分で修理可能に。※但し修理に自信のある方向け。

Appleが個人向けにiPhoneやMacの修理用部品(もちろん純正品)と修理マニュアルの提供を始めると発表しました。↓

Appleのホームページ

これまでは正規サービスでしか純正の部品を使った修理は行なわれてきませんでした。

非正規の個人で経営する修理屋さんは数多く存在しますが、

そのどれもが非正規品で、品質や性能に個体差がどうしてもありました。

しかし、今回の発表で個人でも純正パーツを購入することができるようになります。

それに伴うメリット・デメリットを現役修理屋の自分なりに考えてみました。

 

※純正品でないパーツ(非正規品)とはこういったものです↓


YPLANG For iPhone X フロントパネル 液晶パネル OLED 画面修理交換 ディスプレイ タッチパネル デジタイザー 修理パーツ 工具付き-黒

個人で純正パーツを扱うメリット

  • 一定の品質が保たれる
  • 正規のマニュアルが有るので修理の正確性が増す
  • 正規店の混雑状況に左右されず純正品への修理が可能
  • 修理部品の選択の幅が広がる

個人で純正パーツを扱うデメリット

  • 非正規パーツと比べて価格が高くなる
  • 修理が上手くいかなかったとしてもどうしようもない
  • 個人で修理ができるようになると非正規修理店の仕事がなくなる

修理に自信のある方に向けての提供

メリット・デメリットそれぞれありますが、

対象は修理に自信のある方に向けたものなので

自信がない方はこれまで通り正規サービスに任せるのが最善です。

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高品質で高額修理、低品質で低価格修理。選択の幅がより広がる

個人の非正規修理屋では主に画面の修理の際に品質をお客様に選んで頂いています。

 

品質の高い画面は修理の価格は高価になり、

品質の低い画面はその分価格も安価になっています。

しかし、品質が良いと言っても純正パーツではないので

どうしても純正品には品質が及ばないのが現状だと思います。

 

そんな中、純正品による修理が選択肢に入ると、

高価ではあると思いますが、その分の価格に見合った修理体験が得られるはずです。

逆に、純正品かどうかは気にせずに修理さえできれば良いという方には、

より安い画面を選べば良いと思います。

 

選択の幅が広がり、ユーザーにとって満足度が高くなると思います。

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SDGsを意識?破損部品リサイクルでクレジットがもらえる

また、今回の発表は

近頃イヤホン、充電器、パッケージをケチって

環境保全を謳っているAppleらしい発表なのかなとも捉えられました。

 

修理後に使用済みの部品をリサイクルのために返却すると、

購入金額に応じたクレジットが貰えるとのことでリサイクルを促しています。

 

また、純正品以外のパーツでの修理は認めずに

端末が破損すると買い替えを検討していた層が

修理して長く使うという選択肢をとりいれることで、

ゴミを減らしSDGsに関与しているとも見られ、

いい傾向だと思います。

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米で広がる「修理する権利」 他のメーカーも続く?

Appleは非正規店での修理をあまり良く思っていないことで有名です。

しかし、他のメーカーも純正パーツを個人向けに販売は

そこまで積極的におこなっていないと思います。

今回の件をきっかけに各メーカーから個人で修理するのが

もっと選択肢として広がれば新たな世界が広がるのではないかと思います。

まずはアメリカで始まり、順次各地で展開予定とのことなので日本にも

早くきてくれればいいですね!

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