スマホ修理屋のバッテリーが安すぎるけど大丈夫?安全なの?性能や品質は?

バッテリー交換

こんにちは!おだです。

携帯ショップとスマホ修理屋さんで働いた経験を活かし、

あなたのスマホの悩みを解決するブログです!

スマホのバッテリーを交換しようと料金を調べていたら、

驚くほど安かった経験ありませんか?

安いに越したことはありませんが、

品質が悪いんじゃないの?

爆発とかしないの?

といった不安が出てくると思います。

本記事ではそれらについて解説していきます。

【本記事ざっくりまとめ】

・品質は良くはないがPSEマークはついている

・電気の容量は純正品と変わらないが、同じ性能は保証できない

・改造バッテリーは注意

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正規店と比べて3倍以上も安い

まずは非正規店のバッテリーがどれほど安いのか見ていきましょう。

筆者の行動範囲がバレてしまいますが、

大阪梅田の修理屋でiPhone7のバッテリー交換費用を調べてみます。

最安修理ドットコムというサイトを利用します。

修理したい内容と希望の地域を入力すると

複数の修理屋の価格を比較してくれます。

最安修理.com | iPhone・iPad故障時の修理店比較サイト
iPhone・iPad故障時の修理店比較サイト

非正規修理店のiPhone7バッテリー交換の価格

2,170円でバッテリー交換できる。。

安いな。。

ではそれに対してApple正規店ではいくらなのか。

正規店のiPhone7バッテリー交換価格

Apple公式サイトで見積もりができます。

iPhone の修理サービス - Apple サポート (日本)
iPhone の修理サービス情報ページ。修理サービスオプションや保証タイプ別の料金などについてご案内します。

7500円です。

まあそんなもんですよね。

非正規のお店が安すぎるだけなんですよ。

ご覧いただいた通り、

約3倍近くの価格差があります。

なぜそんなに安いのか。

これは品質も気になってきますよね。

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非正規店のパーツが安い理由:正規品ではない

非正規店のパーツが安い理由。

それはズバリ、

正規品じゃないから。

これに尽きます。

つまり非正規店で取り扱っているバッテリーは

Appleが作っているバッテリーではないのです。

Appleとは関係ない第三者の会社が、

iPhoneで動くように独自で開発しているバッテリーなのです。

そんな事していいの!?

と思うかもしれませんが、

これはiPhoneのバッテリーに限らず、

様々な商品で非正規品は出回っています。

スマホ関連で言うと、

貴方が使っているそのスマホカバー。

Apple純正品が販売されているにも関わらず、

どこぞのメーカーが開発したものを使用している方が多いです。

それと非正規バッテリーは同じようなものです。

正規品では無いので、第三者の会社が独自の方法で作成し、

コストカットなどを実現した上で

販売しているものだと言えます。

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非正規品は性能が悪い?

本記事冒頭でもお話ししましたが、

非正規品だと品質などでの不安があると思います。

まずは性能面について解説していきます。

結論から申しますと、

バッテリー容量は純正品と同じ。

ただし全く同じ性能ではない。

となります。

バッテリー容量とは

バッテリー容量とは、

バッテリーの中に溜められる電気の量のことです。

これは機種によって異なります。

その量は純正品と非正規品では変わりません。

例えばiPhone7ですと、

「iPhone7 バッテリー容量」

でGoogle検索をしたところ、

1,960mAhだということが分かりました。

Google検索ってこんなことも一発で出てくるんですね。すごい。Google最高。

ちなみにmAhは、ミリアンペアアワーと読み、

この値が大きければ大きいほど、

多くの電気が入っているということになります。

さあそして非正規品も1,960mAhの電気が入っています。

こちら筆者私物非正規バッテリーですどうぞ。

赤線を引いたところに

1,960mAhと書いてあるのがわかりますでしょうか。

そうなのです。純正品と入っている電気の量は全く同じなのです。

ちなみにこのパーツが純正品ではない証拠としまして、

どこにも「Apple」の記載がないということも補足しておきます。

純正のiPhone7のバッテリーは手元にないのですゴメンナサイ!

全く同じ性能ではないとはどういうことか

ではバッテリー容量は同じで、

全く同じ性能ではないというのはどういうことか。

バッテリーの性能を決める部分は

バッテリー容量だけではありません。

・充電サイクル数

・電気の消費効率

・バッテリー自体の耐久性

などが挙げられます。

これらに関しては、非正規品のバッテリーには

メーカーにもよりますが、明記されているバッテリーはほとんど無いです。

充電サイクルについては、

Apple正規品であれば500回までは正常な範囲

として記載されています。

バッテリー - サービスとリサイクル
Apple製デバイスに組み込まれているバッテリーのサービスとリサイクルについて詳しく紹介します。すべてのリチャージャブルバッテリーは、最終的にバッテリーサービスが必要になります。

iPhoneのバッテリーは、フル充電サイクルを500回繰り返した時に、本来の容量の最大80%を維持できるように設計されています。

ですので、非正規品のバッテリーは

500回よりも充電サイクルの数が少ないと考えられます。

電気の入る量は同じですが、

寿命は非正規品のバッテリーの方が早く来る。

と考えていただければと思います。

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非正規品の安全性は?

お次は安全性についてです。

今でもバッテリーの事故についてはたまに耳にすることがあります。

iPhoneに内蔵されている

リチウムイオンバッテリーは、

衝撃を加えたり、高温の場所に

長時間放置していると、

発火する恐れがあります。

それは正規品でも非正規品でも変わらないです。

でも非正規品は安物の分、発火のリスクが高いんじゃないのか

と考える方もいらっしゃると思います。

ここに関しては正直、筆者の実感ベースになるのですが、

「非正規品だから発火しやすい」

といったことは聞いたことがありません。

PSEマークがあれば安心?

非正規品のほとんどに、

PSEマークというものがついています。

PSEマークとは何者で、これがあれば安全なのかというところなのですが、

こちら関東電気保安協会より引用です。

[ご家庭編] 電気用品安全法(PSEマーク)とは | 暮らしの中の電気知識 | 電気のお役立ち情報 | 関東電気保安協会

ご家庭編 電気用品安全法(PSEマーク)とは

電気用品安全法は、電気製品が原因の火災や感電などから消費者を守るために施行された法律で、日本国内で100Vコンセントに接続して使用されるほとんど全ての民生用電気製品が対象となる安全規格です。

この法律により、メーカーや輸入業者は、消費者が区別できるよう適合製品にPSEマークをつけて販売することを義務付けられました。 PSEマークは、【Product+Safety+Electrical appliance & materials】の頭文字で、電気製品が安全性を満たしていることを示すマークです。

とあります。

PSEマークがついている製品は

法律に基づいた安全性の確認が取れている

ということですね。

そして先ほども貼り付けた筆者私物正規品バッテリーにも

PSEマークがあったのですが、お気付きでしたか?

ね。

なので非正規品でも安全面は

それなりに担保されているといって良いでしょう。

非正規店でバッテリー交換をされる際は

PSEマークがついているバッテリーを

取り扱っているかどうか

確認してみると良いでしょう。

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おまけ:改造バッテリーには気をつけろ

ここからはちょっとおまけ的な話です。

第三者の会社が独自で製造して販売している

非正規のバッテリー。

独自で製造しているが故に

改造されていることがあります。

具体的に何を改造しているかというと、

バッテリー容量を増量して販売されているのです。

例えば先ほどのiPhone7はバッテリー容量が

1,960mAhでしたね。

それを2,000mAhとか、更に2,200mAhとか

バッテリー容量を通常より増したものを販売しているものがあります。

こういった改造バッテリーが

「増量品」

などとして非正規の修理屋で取り扱われていることもありますし、

Amazon等で販売されていることもあります。

電気の量が多いんだったらいいじゃん!

と感じるかもしれませんが、

残念ながらそんな単純な話では無いのです。

バッテリー容量が多いと、

それを想定して作られていなかった本体にとって、

とても負担になるからです。

想定外の電力に押し潰され、

起動しなくなった端末を何台もみてきました。

また、バッテリーの膨張もこの改造バッテリーは多い気がします。

バッテリーを非正規店で交換される際は、

PSEマークと改造バッテリーでないかどうか

気にしてみてくださいね。

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まとめ!

・品質を優先するなら正規店でバッテリー交換をしよう!

・非正規品は正規品と比べて寿命が短い!

・PSEマークとmAh数をチェックしよう!

でした!

 

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